事例C

退職を機に資格取得し短期間で希望職種に就職できたケース

家族構成  母親(37歳) ・子ども(8歳)
経  歴  エステティシャン ・調理(保育所給食) 


利用のきっかけ

前回利用時は資格を生かした給食調理に就き3年間勤務した。仕事は苦にならなかったが人間関係に疲れ心療内科に通院した。就労条件は満足していたが心と身体がついていかず退職を決心した。その時に以前利用したセンターを頼り電話で面談の予約をした。

相談①

人間関係に疲れ辞めたい気持ちを伝えた。
別業種の仕事を希望したところ、職業訓練の提案を受けた。
職業訓練の内容を検討し経理事務コースの受講(6か月)が決まった。

相談②

職業訓練ではエクセル2級・ワード2級・簿記2級の資格を取得した。
訓練委託先からの紹介で事務職の面接を受けたが経験がないことから結果は不採用だった。

相談③

活動に行き詰まり再度、相談に行った。
紹介予定派遣プロジェクトの情報とひとり親家庭住宅支援資金貸付の説明を受け申請した。

面接採用

提案を受けた紹介予定派遣(3か月後に正社員)の事務職に応募した。
派遣会社ではスキルテストがあり訓練の実力を発揮できた。
派遣先の面接が決まり、その後採用の連絡を受けた。

【 総括 】
就職決定後も仕事の悩みや子育ての相談のため継続した利用があった。その都度、気持ちを切り替え就労継続したが、退職を機に事務職に必要な資格取得した結果、希望職種へ短期間で就職できた。初回面談時とは対照的な満面の笑顔が印象的だった。