事例D

Wワークから抜け出るために転職し子どもとの時間を作ることができたケース

家族構成  母親(40歳) ・子ども(13歳・9歳)
経  歴  工場作業 ・ 飲食店  


利用のきっかけ

離婚後すぐにWワークをして生計をたてた。5年が過ぎた時に、生活に疲れている自分に気づき生活を見直した。日曜、祝日、夜間も働き収入を得る事だけを考えていたが、子どもや両親に迷惑かけていることから退職を決心した。一人では不安があり、インターネットで調べセンターのホームページをみて予約した。

相談①

ひとり親に対する行政支援制度や職業訓練などの説明を受けたが、すぐに就職したい気持ちを伝えた。繁忙期をさけ退職日を決めて退職届を出した。退職日まで2か月の間に就職決定したかった。

相談②

飲食店での調理経験があることから保育所の調理補助の提案を受けた。
仕事は17時前に終わり、賞与がある魅力的な仕事だった。詳細を知りたくなりセンターに行った。保育所での就労が不安な事を伝えると見学できるように手配してくれた。見学して是非働きたいと思い面接になった。保育士・保育所支援センターと連携して支援してもらった。

相談③

面接に向け履歴書を一緒に作成し、面接について相談できた。
面接日も都合の良い日に合わせてもらい仕事に支障なく活動できた。

面接採用

見学していたこともあり面接後、すぐに採用の連絡があった。
退職の翌月からの入職で希望どおりの就職ができた。
子どもと寄り添える時間が今から楽しみで嬉しかった。

【 総括 】
実直な受け答えや在職中の職場に迷惑かけないように転職したいなど誠実な人柄が印象的だった。
調理・接客を経験したことで保育所の調理職につながった。
将来は調理師試験にチャレンジするという目標をもった。
※大量調理2年間の経験で調理師試験の受験資格を取得できる。